日本人男性の約20人に1人『色覚異常』のことを語ります

読了時間: 約431

『色覚異常』コンプレックス

人間誰しも「コンプレックス」の1つや2つは持っているでしょう。(の筈)

私が物心ついて最初に「コンプレックス」を感じたのは、『色覚異常』でした。
あれは今からさかのぼると数十年前の話で、小学6年生の時です。
学校で行われた「色覚検査」で、見事に「君は赤緑色弱だ」と医師から告げられました。
すごくショックでしたね、子供心ながら。
当時のことですからすぐクラスで噂が広まり、からかわれた記憶は今も忘れられません。
絵の具を使う授業でも、何度からかわれたことか…涙

ちなみに今でも他に「コンプレックス」はありますよ。
2番目の足の指が長いとか、眉毛薄いとか、髪の毛薄いとか…(笑)

統計によると『色覚異常』の人は約20人に1人。
女性は殆どいなくて男性に多いそうです。
みんなが見える世界と私とでは違うんだ…
そんなことを少しずつ思う様になりました。

色覚テスト

何十年ぶりかで、こういうテストをしてみました。

石原式色覚異常検査表の画像
正直に見えたまま答えます。


12?70
17??

正解は

12629
1573正解なし

解説

正解表
私の場合6問中1問(?)の正解という事です(泣)下段右側は私の場合(不正解)の認識です。

やはり全然ダメでした…(当たり前)

分からないものは仕方がない。

iPhoneでの設定

ところで皆さんは「iPhone」にも『色覚異常』者のための設定があるのご存知ですか?

手順
  • 設定
  • 一般
  • アクセシビリティ
  • ディスプレイ調整
  • カラーフイルターON
  • 赤/緑フィルタにチェック/li>
私はこのように設定しています。
カラーフィルターオン
カラーフィルターオフ
この二枚の写真を見比べてみてください。
しかし私には正直言ってこの違いは分かりません。
皆さんがみた場合、ハッキリと分かるのでしょうか?
気になったので、嫁に聞いてみました。

管理人

この2枚の写真の違いが良く分からんのやけど?

アニコ

左の写真は少しくすんで見えるわね。特に赤系統が
とのことでした。

私の(切なる)想いですが…

  1. まず『色覚異常』という言い方がイヤですね。
    『性格異常』者じゃあるまいし。
  2. 『色覚異常』者は就職・仕事に制限あるけど、私は長年電気関係の仕事をやってきました。
  3. 色弱補正眼鏡』等、以前に比べて『色覚異常』者のハードルもぐっと下がって来たので、色々と試してほしい。
  4. 若い方は『色覚異常』が原因で好きな仕事を決して諦めないでほしい
2018年8月29日追記
➍については、あきらめるなと言いつつも、どうしようもない現実もあるからつらい所。
例えばどんなに成績が良くても、医学方面は厳しいというのが現実。
グラフィック関係も厳しいでしょうね。
他にも色々と厳しい面はあると思います。
選択肢は狭まるけど、他の道が必ずあるので若い方はくじけず、頑張ってほしいですね

2018年8月29日追記その2

こういう記事を見つけました。参考にどうぞ。
この記事読んで思ったのですが、

生徒は色覚障害者であることを、教諭やクラスメートには伝えていなかった

これはおかしい話です。
今頃の学校って、調査票みたいなのに記述したりしないのかな?
(色弱)とか?
私が在学中の時は必ず、そういう項目を書く欄があった。
今はないのかな?
教師が把握していたら、もう少し違った態度をとったのだろうけど、

「字が読めないのか。おまえは色盲か」

この発言はどちらにせよアウトですね。
教師が使う言葉ではないわ。
なんか昔こういう場面に出くわしたことがあって、悔し涙を流した経験が私にもありましたわ。(遠い目)

まとめ

先程も書きましたが、男性の約20人に1人、女性の約500人に1人、日本全体では300万人以上存在するのだそうです。
これって結構な人数ですよね。
貴方の身の回りにも『色覚異常』の方は多分いる筈です。
これは「先天性」のことなので本人には何の罪もありません。
ほんの少しだけ周りの方が心配りをしていただけると、当人は本当ににうれしいのです。
ちなみに私の場合赤と緑の区別だけでなく、黄緑色と黄色の区別もあやしい苦笑
もどかしいんですよね。
健常者にはこの気持分かりにくいでしょうが、自分でも時々イラッとする時があります。
ゴッホもその独特な色合いの使い方で、(色覚異常者)と怪しまれていますが、私も自分の見える景色で表現するしかないのでしょうね。
日常生活でぎり、支障をきたす程でないのが救いです…
と言うのも、「カラーユニバーサルデザイン」が徐々に普及してくれているおかげでもあるんですよね。

「カラーユニバーサルデザイン」とは?

という方はこちらの記事をどうぞ。参考にして下さい。
「カラーユニバーサルデザイン」普及に取り組んでいる官公庁・企業・大学を紹介します

補足

『Part2』では色弱のお子さんを持つ親の心構えみたいなものを中心にした、記事を書いています。
こちらの記事も合わせてどうぞ
アプリ「色のメガネ」で見た画像『色覚異常』のことを語りますPart2  子供の色彩感覚がおかしいと感じたら? そして「カラーユニバーサルデザイン機構」(CUDO)理事である伊賀公一氏(著)の本がこちらです。
色弱の子を持つ親御さんにとって、非常にためになる本です。ぜひ手にとってお読みください。

こちらの本も合わせてどうぞ
以上、お読みいただきありがとうございました